金沢市戸板公民館ブログ

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2012年 09月 19日

児童がナシの収穫を体験・・・戸板小学校

  児童がナシの収穫を体験・・・戸板小学校

戸板小学校の児童が9月19日(水)、敷地内にあるナシ園で、珍しいナシの品種「明月」の収穫を体験しました。

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戸板地区は、江戸時代末期から昭和の半ばにかけて、梨の一大生産地として名を知られていました。
このため、戸板小学校のグラウンドの一角には、ナシ園があり、毎年、ナシを収穫する体験学習が行なわれています。

ちなみに、戸板小学校の校歌には、
「ゆたかに実る 稲の波
 たわわに光る 梨の珠玉(たま)」
と歌われています。

きょうは、戸板小学校の3年生(3クラス)の児童88人が収穫体験に参加しました。
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そして、40年以上にわたって、このナシ園を管理してきた若宮町の農業・山本貞夫さんに、「ナシの種類はどれだけあるんですか?」、「なぜ袋をかけてあるんですか?」などの質問をして、ナシの栽培について、理解を深めていました。
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ナシについて質問する児童


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ナシの栽培について語る山本貞夫さん


このあと、子どもたちは、山本さんの指導で、実際にナシをもぎ取る体験をしました。
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中川隆博校長もナシの収穫に参加しました。
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山本さんによると、今年のナシは100個以上も実をつけており、豊作だそうです。
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子どもたちは、ナシを自分の手で収穫するという初めての体験に、うれしそうな表情でした。
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ところで、戸板小学校は、来年4月に、戸板第二土地区画整理事業地内に移転することになっており、この場所(二口町)での収穫は、これが最後になります。

子どもたちは、「長い間、ありがとうございました!」と、40年以上にわたって、ナシ園の世話を続けてきた山本さんに感謝のことばを贈りました。
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【追記】
「伝統のナシ<明月> 現校舎で最後の収穫」の記事がきょう(20日)付『北國新聞』に掲載されました。
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取材記者の方、ありがとうございました!   (9月20日)

by toitakouminkan | 2012-09-19 23:52 | Trackback | Comments(0)


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